昨今、プラスチックごみによる海洋汚染が世界的な問題になっており、
プラスチック製容器等に代わる環境にやさしいアイテムとして
「食べられる食器」が注目を集めています。

そこで今回は、究極のエコ「食べられる食器」についてご紹介します。

 

1.食べられる食器

 

1-1.【e-tray (イートレイ)】　株式会社 丸繁製菓

出典元：株式会社丸繁製菓

 

ゴミの減量をめざして開発された“e-tray (イートレイ)”。
イートレイは小麦粉とコーンスターチでできており、
味は「えび」「オニオン」「紫いも」「焼きもろこし」の4種類。
また、水を入れても1時間ほど形が崩れないほどの耐久性を備えているので、
「焼きそば」や「たこ焼き」はもちろん、「カレー」や「かき氷」などの汁物も入れられます。
そのまま捨てられた場合でも、数日〜1カ月で土に還る自然に優しい器です。

 

1-2.【食べられるお箸 (畳味)】　株式会社 丸繁製菓

出典元：株式会社丸繁製菓

 

安全で高品質な熊本産いぐさを100％使用した“食べられるお箸”。
使い終わった後は一口サイズに折って、スナックのように食べることができます。
鼻からほのかに抜けるいぐさの香りが楽しめますよ。
また、いぐさの食物繊維含有量はレタスの約60倍と言われており、
1膳食べるだけでサラダ1皿分以上の食物繊維が摂れます。

 

1-3.【食べれるうつわ】　木村アルミ箔株式会社

出典元：木村アルミ箔株式会社

おかずをいれたまま食べられる“食べれるうつわ”。
色々な素材で作られており、海苔やおぼろ昆布、かつお節でできたもののほか、
大根や人参、大豆を使ったカラフルな器もあります。
毎日のお弁当にはもちろん、器に入れるだけなのでホームパーティーのオードブルにも便利！
野菜の器は食物繊維も豊富で、野菜嫌いの方にもおすすめですよ。

 

1-4.【kup-eatable cup】　デザインユニット Smile Park

出典元：greenz.jp

 

『使う、食べる、捨てる』をコンセプトに作られた米粉でできたコップ。
使い終わったあとは食べたり、土に帰すことも出来ます。
スープに入れて煮立てるとお餅みたいになりますよ。

 

1-5.【Biodegr (edible)】　LOLIWARE社

 

出典元：Loliware インスタグラム

 

アメリカ発、とってもカラフルな食べられるコップ。
原料は海藻と天然甘味料、フレーバーや色には天然の果物や野菜を使用。
味は「チェリータルト」「ゆずシトラス」「抹茶」「バニラ」の4種類、
さらに無味の「ナチュラルクリア」があり、常温でも凍らせてもOK！
食器として食べきることができなくても、家庭用コンポストに入れれば
60日で完全に分解され、堆肥として利用することもできます。

 

1-6.【ECOPRESSO (エコプレッソ)】　テンセンス株式会社

 

出典元：PLAZA

 

クッキー生地でできたエスプレッソカップ“ECOPRESSO (エコプレッソ)”。

カップの内側は砂糖アイシングされているので、お砂糖いらず！
温かいエスプレッソを注ぐだけで美味しく飲めます。

アイスクリームをトッピングしたり、チョコレートを注いでみたり、
エコプレッソの楽しみ方は無限大！

エコプレッソのほかにも、グルテンフリー＆低カロリーの“NewECOPRESSO”や、
温かいミルクを注ぐだけで簡単にカフェラテや抹茶ラテができる“WITH MILK”もあります。

 

1-7.【コロネクッキー】　株式会社ブルボン

出典元：＠press

ストローにも使えるトッピングクッキー“コロネクッキー”。

直径12〜13mm、長さ20cmのスティック型クッキーで、
トッピング用クッキーとして使えるほか、ストローとしても利用できます。

クッキーでできているため耐水性は低いが、ソフトドリンクやアイスコーヒーは15分程度、
シェイクやスムージータイプの飲み物は30分程度使用可能です。

 

2.おわりに

 

いかがでしたか？

ゴミが減らせて、環境にもやさしい「食べられる食器」。
災害時や水が貴重な地域においては、食器を洗わないで済むという利点もあります。

地球環境に関する問題を一人ひとりが意識し、ゴミの削減に貢献していきたいですね。