その他 2021.3.24
意外と知らない⁉ ビールのうまさは泡にあった!?
みなさんこんにちは!
ビールを愛してやまないタイチです。
仕事終わりや休日、ビールが飲みたい!
この神々しいビールと上には綺麗な白い泡!
あの白い泡にはビールの隠された秘密が。
そんな秘密を今日はビールを通して、徹底解剖して行こうと思います。
目次
1.そもそもビールってどうやって作られているの?
まずビールの原料を紹介します。
麦芽→発芽させた大麦 ホップ→植物 酵母→粉状の菌 水→water
1:麦に水を含ませ発芽させ、麦芽をつくります。
2:麦芽を砕いて温度を上げ、おかゆのような「もろみ」をつくります。
3:もろみをろ過します。
一番搾りの場合はこの時、最初に流れ出た「一番搾り麦汁」のみを使います。
4:麦汁を煮沸します。この時、ホップを加えてビール独特の香りと苦味を生み出します。
5:十分に冷やした麦汁に酵母を加えて、発酵タンクで低温発酵させます。
6:約1〜2か月ほど貯蔵し、熟成させた後、ろ過をします。
7:瓶や缶などにパッケージングされて完了です。
2.泡の正体
2-1泡の正体と役割とは?
あの白い雪のように頂きに降りしきる泡。
喉を通った時に「あー!」と気持ちいい声を出してしまうのは、ビールだけだと思います。
真っ白できれいな泡を見るとなぜか、「このビール絶対うまいだろうな」と感じる、
そんな感覚に陥ったことはありませんか?
2-2泡の正体とは?
炭酸ガス、つまり二酸化炭素です。
ビールの瓶の中には二酸化炭素がいっぱいに詰まっていて、
栓を抜いてグラスにつぐとあわがあふれ出てくるのです。
この二酸化炭素は、ビールが作られるときに自然にできるのです。
ビールは大麦と、醗酵させるための酵母、そして香りをつけるホップからできています。
この中の酵母が、大麦のなかにふくまれる糖分を、アルコールに変えて、ビールができるのです。
そして、このときに酵母から二酸化炭素が出てきます。
この二酸化炭素を逃げないようにして瓶や缶に詰めてあるために、あわがでてくるのです。
そのうえ、大麦の中にふくまれるタンパク質や
ホップにふくまれるルブロンという樹脂成分があわを消えにくくしているため、
サイダーなどと違ってビールの『泡』はなかなか消えないのです。
2-3泡がビールを支える役割とは
泡が蓋の役割をして炭酸ガスを逃さない
ビールの上に乗る「泡」はふたのような役割があります。炭酸ガスが空気中に抜けてしまわない様にすることと、ビールと空気の接触も防いでくれます。
酸化も防いでくれるなんて活躍の幅を広げて来ますね。
気泡に閉じ込められたコク、香りが鼻腔を刺激
先程、紹介したビールの原料の中で「ホップ」と「麦芽」この二つの原料からこの泡は形成されています。泡そのものにもコクと香りは活きています。
グラスに口を近づけるとビールの香りを強く感じるのはそのためなのです。
まろやかな口当たりで第一印象を決定づける
きめ細やかな泡は、何と言ってもクリーミーさです。
ビールを飲む際、最初に口に触れる、その口当たりが最高ならうまいと実感するはずです。
3.美味しいビールが飲みたい!
1からビールを作るその手間と密封された空間から弾ける泡、
これこそが人類が発明したあの「ビール」そのものの魅力だったのですね。
私は魅力を知った上でもっと美味しくビールが飲みたくなりました!
皆様も欲しくなってきたのではないですか?
そんな皆様に是非知っておきたい缶ビールを美味しく飲むコツ2つを教えたいと思います。
3-1.飲むときの温度
実はビールには飲み頃の温度があります。
一般的にビールの飲み頃の温度は6〜8℃だと言われています。
「ビールはキンキンが一番うまい!」、と言う人も少なくないでしょう。
実はそれはビールの味を損ねる原因になっています!
冷やし過ぎは味のにごりを引き起こします。冷やし過ぎにはぜひご注意ください。
3-2.理想的なビールと泡の比率は7:3
ビールとグラスを持ちましたらこの方法で、注いでみましょう!
1つ目はグラスを傾けることです。ありがちなことを言ってそうで大事です。グラスを軽く傾けて下さい。そしたらビールをグラスの壁に向けて注ぎます。液体が底に向かって渦を巻くようなカタチが理想的ですね!
2つ目は、速度と手首のスナップです。最初に勢いをつけた速度で注いだままビールの量に合わせてグラスを起こしていきます。グラスを起こす際に1㎝ほどの泡が出来ていればグラス口まで注いだ頃にはきめ細かい泡ができているはずです。
一回試して確認して見て下さい!
4.グラス
ビールをよりおいしく飲むためには、いかにきめ細かいクリーミーな『泡』を
作るかが大切です。今回は『泡』を長持ちさせる『グラス』に注目して、商品を紹介したいと思います。
≪泡立ちぐらす≫
・サンド加工やフロスト加工を内面に施し、『すりガラス状の小さな凹凸』があります。
この凹凸が泡立ちの決め手なのです。
和食、洋食に問わず、あらゆるシーンに最適なカタチや色味のあるグラスです。
小さな凹凸が泡立ちを長持ちするのはなぜですか?
凹凸で泡が出来るってどんな原理なのでしょうか?
分かり易い例として『割りばし』で例えてみましょう。
割り箸の表面には視認できない程小さな凹凸が数多く存在しています。
この凹凸と炭酸ガスが溶け込んだ液体(=ビール)が触れる事によって
炭酸ガスに刺激が加えられ、泡となって放出されます。
商品が気になる方はぜひ下のURLから確認いただきますようよろしくお願いします。
5.まとめ
何も気にせず飲んでいたビールにこんな秘密があるなんて驚きです。
これからもっともっとお酒の秘密や豆知識をお伝えできればなと思います。
ではまた次回も宜しくお願いします。
このコラムが気に入ったらシェアしよう!