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その他 2021.7.30

捨てたらもったいない! 茶殻の活用法 《消臭編》

遠藤

お茶を飲んだ後に残る「茶殻」。
みなさんは普段どうしていますか?

そのまま捨ててしまう方がほとんどだと思いますが
実は料理や掃除、美容にも使える優れもの。

今回は“茶殻の活用法《消臭編》”をご紹介します。

 

1.茶殻を使った消臭法

緑茶に含まれるポリフェノール(カテキン類、フラボノイド類)には、
ニオイの元となる成分を取り除いてくれる効果があります。
また、殺菌力が高く雑菌の増殖も抑えるので悪臭予防にもなります。

 

【靴】

お茶パックやストッキングなどに乾燥茶殻を入れ、
靴やブーツの中に入れておくだけ。
ニオイと湿気を吸収してくれます。

 

【靴箱】

乾燥茶殻をお茶パックなど通気性の良い袋に入れて靴箱へ。
気になる靴箱のニオイもスッキリ。
瓶に入れる場合は、口の広いものがオススメです。

 

【タンス】

乾燥茶殻を布などに包み、タンスやクローゼットに入れておきましょう。
茶殻が消臭剤や乾燥剤の役割を果たしてくれますよ。

 

【冷蔵庫】

水気をよく切った茶殻を小皿や容器に入れ、
冷蔵庫の片隅に置くだけでOK。
3~4日程度を目安に交換するのが良いでしょう。

 

【魚焼きグリル】

魚を焼いたあとすぐ、グリルに茶殻をまくだけ。
ポイントは、グリルが冷める前に茶殻を入れること。
余熱で茶殻が温められて消臭効果を発揮します。

もしグリルが冷えてしまった場合は、温め直せばOK。

また、水を張るタイプのグリルの場合は、水と茶殻を入れて焼く事で
気になる生臭さをある程度抑えることができますよ。

 

【電子レンジ】

茶殻を電子レンジで加熱するだけ。
耐熱容器に茶殻を入れ、1分加熱すれば
庫内の気になるニオイもスッキリ取れますよ。

 

【まな板・包丁】

肉や魚の生臭さが残ってしまったまな板や包丁は、
ガーゼなどに包んだ茶殻で拭き取ってみてください。

生臭さを消すだけでなく、殺菌効果も期待できますよ。

 

【鍋】

なかなか落ちない鍋のニオイにも。
鍋に水と茶殻を入れ10分程度煮たあと、
鍋が冷めるまでそのまましばらく放置します。

その後、洗剤で洗い、よくすすげばOK。

 

【フライパン】

フライパンやホットプレートのしつこいニオイは茶殻を煎って消しましょう。
洗剤だけではなかなか落とせないニオイを簡単に消すことができます。
また、台所に残った焼き魚や焼肉などのニオイも茶殻を煎るだけで
緑茶のさわやかな香りが広がり、気になるニオイを包み込んで消してくれますよ。

 

【生ごみ】

三角コーナーやごみ箱に茶殻をかけるだけで
生ごみの気になるニオイを防いでくれます。

 

【灰皿】

灰皿の底に水気をよく切った茶殻を敷いておくだけでOK。
茶殻がタバコのニオイを吸着し消臭してくれます。

 

【ペットのトイレ】

猫のトイレの気になるニオイ。
茶殻を砂に混ぜるだけで簡単に消臭できますよ。

 

2.おわりに

いかがでしたか?
安心安全にさまざまな場所を消臭できる「茶殻」。

茶殻を消臭剤として使用すれば、化学物質を使わないので
赤ちゃんやペットがいるご家庭でも安心ですね。
ただ飲むだけじゃなく、消臭剤としてぜひ再利用してみて下さいね。

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