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その他 2022.11.01

知っていますか?結婚記念日の名称

奥山

結婚記念日、それは夫婦の愛を確かめる大切で、素敵な日です。実は結婚記念日には名前がついている年があります。「銀婚式」「金婚式」はよく耳にしますよね。実は結婚記念日は15年目までは1年毎に、それ以降は5年毎に名前がついているのです!

その名前と名の由来を紹介していきたいと思います。

目次

1結婚記念日の名前とその由来

1-1 1年目:紙婚式(かみこんしき)

真っ白な白紙の未来に、ふたりで夢や希望を描いたり願うという意味があります。

1-2 2年目:藁婚式・綿婚式(わらこんしき・めんこんしき)

2人の関係が藁や綿のように脆いことからこの名が付けられ、また質素倹約や贅沢を意味占める意味もあり、将来のことを考えて贅沢をしすぎないように、気を引き締めて夫婦の絆を強くしていこうという意味があります。

1-3 3年目:革婚式(かわこんしき)

結婚3年目は倦怠期に突入する夫婦も多くなります、革のように粘り強く、お互いしなやかな気持ちを持って粘り強く乗り越えようとの意味があります。

1-4 4年目:花婚式・書籍婚式(はなこんしき・しょせきこんしき)

倦怠期に突入する3年目を乗り越え、花が咲き実がなる時。地に根を生やして花を咲かせる様子から結婚生活の安定を意味する花婚式と、日々の思い出を本のページのように振り返る機会を持ちたいという書籍婚式の2つの名前があります。これまで一緒に過ごしてこれたことに感謝し、これからも一緒に過ごしていくことを誓うという意味があります。

1-5  5年目:木婚式(もっこんしき)

5年経ち、ようやく夫婦が1本の木のように固く結ばれ、これからが本当の二人の人生の歩み。一体となって未来へ進んでいこうという意味があります。

1-6  6年目:鉄婚式(てつこんしき)

お互いの絆をより強くしていくという意味があります。

1-7  7年目:銅婚式(どうこんしき)

7年経ち、家族や財産など、暮らしがどっしりと安定する時期です。結婚生活の安定を胴に例えて、その安定を喜び、お互いに感謝するという意味があります。

1-8   8年目:ゴム婚式・青銅婚式(ごむこんしき・せいどうこんしき)

ゴム婚式には、少しのことではちぎれない弾力性を常に持ち続けていようという意味が、青銅婚式には、銅と錫を混ぜてつくられた青銅になぞらえて、お互いに混ざり合うことで強度と美しさが増すような関係にしていこうという意味があります。

1-9  9年目:陶器婚式(とうきこんしき)

陶器を大切に扱うように、これまでふたりの関係も大切に育み、ヒビが入らなかったこれまでのお互いの思いやりや愛に感謝し、これからもお互いを大切にしていこうという意味があります。

1-10 10年目:錫婚式・アルミ婚式(すずこんしき・あるみこんしき)

お互いが歩んできた10年の歳月に感謝と愛を込めて。錫やアルミのように美しさと柔らかさを持つ夫婦になろうという意味があります。

1-11  11年目:網鉄婚式(こうてつこんしき)

錫やアルミよりも硬い鋼鉄のように強い愛の絆で鋼のように固くて強く、しっかりとした愛の力で結ばれるという意味があります。

1-12  12年目:絹婚式・亜麻婚式(きぬこんしき・あまこんしき)

思いやり、優しさ絹のようにきめ細やかな2人の愛情という意味が込められています。

1-13  13年目:レース婚式(れーすこんしき)

レースのように、美しく深く織りなしていく愛の形、これからもこの糸を織りなして素晴らしい愛を育むという意味があります。

1-14  14年目:象牙婚式(ぞうげこんしき)

象牙のように歳月を重ねて年齢を経てこそ輝いていく夫婦の絆をより強くしていくという意味があります。

1-15   15年目:水晶婚式(すいしょうこんしき)

透き通るような透明の輝きをもつ水晶のような透明で曇りのない信頼を意味があります。

1-16  20年目:磁器婚式(じきこんしき)

長い歳月と共に価値が増す磁器のように、年代と共に風合いに深みが増す夫婦の絆の深さを大切にという意味があります。

1-17  25年目:銀婚式(ぎんこんしき)

一区切りのついた結婚生活。磨けば光る銀のような奥深い美しさを意味しています。

1-18 30年目:真珠婚式(しんじゅこんしき)

「富」「健康」「長寿」といった意味を持つ真珠をモチーフに、これからの二人の人生が素晴らしいものでありますようにという意味があります。

1-19  35年目:珊瑚婚式(さんごこんしき)

何十年、何百年と、永い年月をかけて成長を続ける珊瑚のように、ふたりの愛も絆もこれからも成長させていこうという意味が込められています。

1-20   40年目:ルビー婚式(るびーこんしき)

二人の深い信頼関係は、まるでルビーの深紅の色、そして石言葉である「情熱」と「深い愛情」のように、深い信頼と愛を確かめ合うという意味が込められています。

1-21  45年目:サファイア婚式(さふぁいあこんしき)

ここまで夫婦を続けてこられたのは、お互いの誠実さと徳望と固い絆で結ばれていたから、「誠実」「慈愛」という石言葉を持つサファイアのように二人が長く歩んできた誠実な結婚生活を祝うという意味があります。

1-22 50年目:金婚式(きんこんしき)

結婚して50年、きらきらと光り輝く黄金のような豊かな夫婦関係を表し、関わる全ての人達に、愛と感謝をこめて。という意味があります。

1-23  55年目:エメラルド婚式(えめらるどこんしき)

深い緑のエメラルドのように、静かで穏やかな夫婦の価値ある生活という意味があります。

1-24  60年目:ダイヤモンド婚式(だいやもんどこんしき)

ダイヤモンドの石言葉である「永遠の絆」「変わらぬ愛」になぞらえて夫婦2人の絆の強さを表しています。長寿と一族の繁栄を意味する最高の結婚記念日。ふたりと関わる全ての人達の素晴らしい人生を願う意味があります。

1-25 65年目:ブルースターサファイア婚式(ぶるーすたーさふぁいあこんしき)

硬く傷つきにくいブルースターサファイアの特徴になぞらえて、65年もの長い年月を夫婦で耐え抜いたことを意味しています。

1-26  70年目:プラチナ婚式(ぷらちなこんしき)

プラチナの石言葉である「婚姻の約束」「強い絆」になぞらえて婚姻の約束をしたときと同じように、これからも強い絆で歩んでいこうという意味が込められています。

2 そもそも結婚記念日の由来とは

もともとは、キリスト教の習わしに従ったものといわれ、イギリスが発祥の地として広く知られています。19世紀半ば頃の書物には、結婚5周年を祝う木婚式、15周年の銅婚式、25周年の銀婚式、50周年の金婚式、60周年のダイヤモンド婚式の5種類のみが記されており、それぞれの材質を用いたアクセサリーを贈る習慣がありました。イギリスから始まった結婚記念日という考え方はアメリカにも伝わり、その過程において、結婚15年目までは毎年祝い、それ以降は5年単位で祝うという形になったといいます。

3 まとめ

いかがでしたでしょうか、こんなに名前がついているんだ、と思った人も多いのではないでしょうか?記念日の名前にちなんだ贈り物をするのもおすすめです。

そこでですが…!今後の私のコラムでは「木婚式」「鉄婚式」「銅婚式」「陶器婚式」「錫婚式」「鋼鉄婚式」「磁器婚式」「金婚式」それぞれ弊店おすすめの商品を紹介していきたいと思います!

次回コラムは「木婚式」におすすめのプレゼントをご紹介します!

また閲覧していただけると嬉しいです!

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