その他 2023.9.21
白湯とは
健康やダイエット、美肌などに効果があるとされる「白湯」。
正しい作り方や飲み方をご存じですか?
涼しくなってきたこれからの季節。毎日の生活に「白湯」を取りいれてみませんか?
効果をしっかり感じるための方法をご紹介します。
目次
1.白湯とは
「白湯(さゆ)」の定義は、「一度沸騰しているかどうか」です。
沸騰させることにより、水に含まれている不純物が取り除かれ口当たりがまろやかになると言われています。一旦沸騰させたあと50度くらいまで冷まして飲むのが一般的です。
2.お湯との違い
「お湯」の定義とは、水を40度以上に温めたものを指します。
「白湯」も「お湯」ですが、一度沸騰させたあとは冷めても「白湯」です。白湯は残留塩素やトリハロメタンが取り除かれ体によい効果があると言われています。
3. 白湯がもたらす効果
3-1.美肌効果
「白湯」によって体を中から温めることにより、新陳代謝が活性化します。それにより、くすみが改善されたり、お肌のターンオーバーが促進され、美肌の土台つくりにつながります。
3-2.基礎代謝の向上
基礎代謝とは、生きていくために消費されるエネルギーのことです。体温が1度上がると基礎代謝は10~13%上がると言われており、体温が高いほうがエネルギーを多く消費することになります。
基礎代謝が上がれば、免疫力も上がり、感染症にかかりにくくなります。
3-3.冷え性の改善
体を温めリラックスすることで、副交感神経が優位になります。体の末端まで血流がめぐり、冷え性の改善に効果があります。
3-4.便秘やむくみの改善
「白湯」を飲むことで血液やリンパの流れが促進され、胃腸の動きも活発になり尿の量も増えるため、老廃物を排泄しやすい体内環境を作ることに役立ちます。
3-5.ダイエット効果
残念ながら白湯を飲むことで体重が減ることに直結はしないようですが、便秘やむくみの改善により痩せて見える効果はあるようです。
4. 飲むタイミングはいつがいい?
「白湯」を飲むタイミングは、朝と夜がおすすめです。就寝中に体内の水分を失うため、寝起きに飲むことで水分不足を補うことができます。
また、リラックス効果があるため、夜に飲むことで気持ちを落ち着かせ、スムーズに眠りにつくことができます。
ただし、食後すぐに飲むと消化スピードが遅くなってしまったり、夜中トイレに行きたくなったりと飲む時間や量には注意も必要です。
5.作り方
水を沸騰させて50度くらいまで冷ますだけです。
鉄瓶で沸かすのがベストですが、手軽に電気レンジや電気ケトルでも大丈夫です。
6.おわりに
いかがだったでしょうか。これからの季節、温かい白湯が飲みやすくなると思います。
免疫力を上げて感染症の予防をするという効果の面では、老若男女問わずぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
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