食器・厨房コラム

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その他 2023.10.07

美味しそうな盛り付け

玉虫

インスタなどのSNSで素敵な料理の写真をよく見るようになりました。

「美味しそうな盛り付け」を意識することで、実際の味も格段に美味しくなり、栄養バランスも整って来るそうです。

盛り付け次第でお料理が美味しそうに見えるテクニックについてご紹介します。

1.高低差を意識する

 料理を盛り付けるお皿に高低差をつけることで、テーブルの中にメリハリが生まれ、より美味しそうに見えます。

また、和食の盛り付けは山型にする。ごはんはこんもり盛る。などもちょっとしたポイントです。

 1-1.小皿や小鉢を使う

 大きなお皿に、小皿や小鉢を乗せることで高低差が生まれます。

 1-2.野菜やソースを活用する

料理に添えられている野菜は彩りだけではなく高低差の演出にも使えます。

お刺し身はツマで高低差を出します。野菜で山を作り、お肉を寄りかからせてみるなど、平面に配置するよりもグッとオシャレ感が出ます。

 1-3.重ねる

ウィンナーやペンネなど細長いものは、積み上げて高低差を出します。

2.彩りの赤は右側に持ってくる

右側に赤いものを持ってくると、料理が美味しそうに見えるそうです。

3.大量に盛らない

お皿の余白を意識します。皿と具材の割合を意識してみましょう。

料理は6~7割、余白が3~4割が鉄則です!

洋食であれば、余白はソースで模様を描くのもおしゃれに見えるポイントです。

4.全体の彩りを意識する

「赤」「緑」「黃」という組み合わせは洋食の基本形。

なかでも「緑」は食欲をそそる色と言われています。

葉野菜やゆで野菜、ハーブなどを差し色で添えてバランスを取ります。

もしどうしても難しい場合は、カラフルな器を使うのもありです。

ただし、あまりカラフルになりすぎてもガチャガチャしてしまうので、一度に使う色は3~4色がベストのようです。

5.仕上げの+ひとてま

和食はさいごにつゆをかけることで具材につやが出て、美味しそうに見えます。

パスタを盛るときには、トングではなくお皿を回して中央に盛るとオシャレに盛れます。

6.甘いものは白くて丸いお皿に盛り付ける

白くて丸いお皿に乗せることで、人は甘いものと認識するそうです。

7.おわりに

いかがだったでしょうか。SNSに投稿しなくても、ご家庭で、自己満足でも。実践してみてはいかがでしょうか。ちょっとした盛り付けの工夫で普段の食事がより華やかになります。

ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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