食器・厨房コラム

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その他 2023.12.16

~お歳暮~

玉虫

日本の季節行事「お歳暮」。
この時期は百貨店やスーパー、ネットショップでも様々な商品のコーナーを見かけます。
今回は「お歳暮」についてまとめてみました。

1.「お歳暮」とはなに?

「お歳暮」とは、一年の終わりに、お世話になった人に品物を贈ることです。

本来は会社の上司や取引先、親戚や友人などに贈ります。

人とのつながりが希薄になってきた現代はだんだん減少している風習のように感じます。

2.時期はいつまで?

本来「正月始めの日」である12月13日から12月20日までに贈るものとされていました。近年は時期が早まり、11月中に贈ることも増えているようです。

また、地方によって時期が微妙に異なり、贈る際には送り先の習慣にも気遣う必要があります。

関東は12月初旬~20日前後。沖縄は12月初旬~25日前後。その他の地域では12月10日~20日前後までです。

3.贈る際のマナー

お歳暮の時期内であればいつでもいいというわけではなく、お相手が受け取りできる日時を選ぶことが大切です。

特にハムなどの生鮮食品を贈る際には冷蔵庫の容量なども配慮する必要があります。

相手が多忙でなかなか連絡がつかなかったり、帰省していて受け取りが難しいなどと言う場合には、乾麺や缶詰め、オイルやコーヒーなど日持ちのする商品を選ぶようにすると安心です。

また、準備が遅くなると品切れなども出てきますので余裕を持って準備したいですね。

また、「お歳暮」は日頃の感謝やお礼を伝える風習のため、贈る相手が喪中の場合でも贈っても差し支えありません。その際は無地の短冊に表書きと名入れだけ行い、品物を贈ります。

4.品物の選び方

贈り物に絶対の正解はありません。相手が喜びそうなものを想像して選びましょう。

あまり高価なものを贈ってしまうと相手に気を使わせてしまうので、一般的な相場(~5,000円くらいのもの)を目安に決めるのが良いと思います。

また、「お歳暮」で贈っていけないものもあります。

・下着や肌着

・履物やマット

・時計や文房具

・カバン

・商品券などの金券や現金

・刃物

・ハンカチ

などです。他にも不吉な意味の花言葉をもつ花や、語呂合わせで不吉な連想がされる品を贈ることも失礼に当たります。

5.さいごに

「お歳暮」は感謝を伝える大切な風習ですが、贈る際には、相手のことを思いやり、品物の持つ意味にも十分注意して贈ることが大切です。

感謝の気持ちを品物に添えて、今年は「お歳暮」を贈ってみませんか?

和泉屋ではこの時期、食品や洗剤などのお歳暮の贈り物もお手頃な値段で取り扱っております。

お近くにお越しの際はぜひご覧くださいませ。

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