贈り物の選び方｜有限会社和泉屋

寒河江

春といえばみなさんは、何を想像しますか？桜の花や桜餅、花見や宴会、春一番、花粉、鼻炎、つらい、病院、薬・・・・連想ゲームのようになってしまいましたが

春は一年の始まりで入学式や入社式、退職や卒業でお世話になった職場の先輩や学校の先生との別れの時期でもあります。

お世話になった方々へ感謝の気持ちを伝えるために何かプレゼントをと思う方も多いと思います。そんな時に、心得る大切なポイントと避けたいプレゼントをご紹介します。

例えば、今の季節新生活がスタートする方が多くいらっしゃると思いますがご卒業ご入学は、比較的入学時や就職時に必要なものやほしいものを言って買って頂くことも多いかと思うので今回は、ご退職の贈り物に何が多く贈られているのかをリサーチしてみました。

ご退職される男性に多いのは、お酒に関する商品が多いようです。例えばお酒、酒器、グラスなどがあり、メッセージや名前、似顔絵が書いてある特別なものを選ぶ方が多いようです。また、女性ではフラワーギフトや菓子、ハンドクリームなど女性らしいものを送られる傾向にあります。気張らずに普段使うものでボールペンや万年筆などに名前を入れて特別感をプラスして送られる事の方が多いようです。

１．贈り物を選ぶ大切なポイント
２．避けたいプレゼント
- ①プレゼント全般にタブーなプレゼント
- ②いろいろな場面のタブーなプレゼント
３．まとめ

１．贈り物を選ぶ大切なポイント

①貰って重荷にならないものを

贈り物はお互いに気持ちの負担にならないようなもので交換し合うのが理想ではないでしょうか？贈り物があまりにも過度に高価な品だったりしたら、お返しに悩んでしまう事で嬉しさが半減してしまわないように心がけましょう。

②使いきれるものを

なかなか相手の好み通りに送るのは難しいものです。迷っている時は、もし相手の好みの物でなかった事も考慮しても消費できるような物を選びましょう。

③買わないけど、貰ったら嬉しいものを

有名な高級スイーツや限定品の高級なお菓子などは、多少好みがありますが思いがけなく喜んでもらえるかもしれません。

④値段がわかりにくいものを

商品コードなどが付いている場合は、わからない様にしてもらえますし、もしお酒の好きな方には、お酒の銘柄でだいたい分かってしまいますのでグラスやグラスセットをプレゼントするのもいいのかもしれませんね。

２．避けたいプレゼント

①プレゼント全般にタブーなプレゼント

よく聞くのは、櫛や白いハンカチですね。櫛は苦しみ（九）や死（四）を連想させてしまうために好ましくないといわれています。ハンカチは「手巾（てきれ）」と書くので、縁を切ることを意味するとされています。特に「白いハンカチ」は弔事を連想させるため、贈り物にはふさわしくありません。

履物、敷物は、「踏みつける」を連想させてしまうため「下に見ている」という意味にもとれるようなので贈り物として好ましくありません。

現金は、目上の人に対して現金を贈ることは好ましくないとされていて、相手への気遣いを手抜きしているというような印象を与えてしまいます。

②いろいろな場面のタブーなプレゼント

（ア）お見舞いには、花を持っていかれる場合があると思いますが鉢植えの植物ではなく花束がふさわ　しいといわれます。鉢植えには、根が付いていることから「寝付く」、なかなか退院出来ないを連想させるためふさわしくありません。花束にも「苦」や「死」を連想させるシクラメン、散りやすい花や葬儀を連想させるような菊類のような花は葬儀を連想させるとされています。

（イ）結婚式では、鏡や陶器が割れる事で縁起が悪いとして「壊れる」を連想するためタブーとされ、　刃物は「縁が切れる」という意味合いで贈らない方が無難であります。

（ウ）新築・引っ越し祝いは、火を連想させる赤い小物や花束、キャンドルや灰皿、弔事を連想させる日本茶、緑茶もタブーとされています。また、絵画や時計、大きな鏡なども壁に穴をあけて使用するものは避けた方がいいようです。