その他 2018.8.07
社会人なら知らないと損をする!お酒のマナー
上司や同僚との貴重なコミュニケーションの場である『飲み会』。
社会に入ったばかりの人はどうしていいかまったく見当がつかないこともあるでしょう。
そこで、社会人として知っておきたいお酒の席でのマナーを紹介します。
目次
お酒の注ぎ方・注がれ方 ~ビール編~
注ぎ方に技あり!
ラベルが上になるように右手でビンを持ち、軽く左手を添えます。
始めはゆるやかに、だんだん勢いよく、泡ができはじめたら再びゆるやかに注ぐのがコツ。
また、注ぐ際に瓶がグラスに触れて音を立てないように注意しましょう。
泡をこぼさず注がれ上手
受け手はグラスを両手で持ちましょう。
まっすぐグラスを持つと泡がこぼれにくくなります。
また、注いでもらったら、必ず1回は口をつけましょう。
注いでもらってすぐに置くのは失礼にあたりますので、ご注意を。
お酒の注ぎ方・注がれ方 ~ワイン・シャンパン編~
正しく無理なく注ぎましょう
注ぐ際は、ラベルが上になるように気をつけましょう。
ワインはグラスの3分の1まで注ぐこと。
注がれる方にもマナーあり
受け手は、グラスをテーブルに置いたままにしておくのが基本。
グラスを持ったまま注がれるのを待っていたりすると…
「ワインを知らないヤツ」と思われてしまうので気をつけて!
真っ赤な口紅は避けましょう
女性の場合、グラスのふちに口紅が模様みたいについてしまいます。
男性でも、油の多い料理を食べた際にやはりふちが汚れてしまいますので
ティッシュやナプキンでそっと口元をおさえてからグラスに口をつけましょう。
お酒の注ぎ方・注がれ方 ~日本酒編~
注ぐ前に注意!
日本酒の場合、盃をテーブルに置いたまま酒を注ぐ“置き注ぎ”は失礼にあたりますので、
相手に「どうぞ」と声をかけ、盃を持ってもらったうえで注ぐようにしましょう。
注ぐ際は、右手の甲を上にして徳利のはらのあたりを持ち、左手は下に添え、盃の八分目まで注ぎます。
また、徳利の注ぎ口には絞ってある部分がありますが、
注ぐ際は上を向けた状態にするのがマナーです。
(※諸説ありますが、注ぎ口を上にすることにより宝珠の形になるとされています。)
両手でお猪口を持つ
お酌をされる際は、盃に両手を添えましょう。
また、お酌を受けたら必ず軽く口をつけてからテーブルへ。
それから、隣席の人にお酒を催促しないための配慮として、
盃を空にしないで少量のお酒を残しておきましょう。
~カクテル編~
カクテルにオリーブやチェリーが飾ってあるときは、食べてOK!
食べた後のタネや爪楊枝は、灰皿へ。
カクテルピンの場合には、カウンターの上に出しておいても大丈夫。
グラスの縁に塩や砂糖がついてる場合、グラスをまわしながら
自分の好きなだけの塩と一緒にカクテルを味わいましょう。
ストローが2本ついてきた場合、2本とも使う必要はナシ!
1本だけで飲んでも、ストローを使わずグラスに直接口をつけても、お好みでOK。
タンブラーにマドラーが添えられていたら、グラスから引き上げてカウンターの上に置きましょう。
~焼酎編~
とくにマナーはないので、気軽に飲めるが焼酎のいいところ!
ただ、お湯割りのときは、「お湯が先、焼酎が後」にすると、
混ざりやすくなるうえ、優しくまろやかな飲み口になります。
お酒を注ぐタイミングは?
基本的に、同席している人のグラスが空になったままにしないのが、お酒の席のマナー。
グラスや盃が空になっていることに気がついたら、
「お注ぎします」や「何か飲まれますか」などと声をかけましょう。
しかし、お酒に弱い人や体調の悪い人など、その人それぞれ飲み方のペースがあるので、
あまりしつこくならない程度に。
お酒を注ぐ時は、「どうぞ」、「お注ぎいたします」、「ビールでよろしいですか?」など、
一言添えるようにします。
また、目上の方から先に自分がお酌をされるのはマナー違反ですので
自分から積極的にお酒を注ぎにいきましょう!
お酒が飲めなくても口だけはつけよう
あらかじめお酒が苦手なことを周囲にアピールしておくといいでしょう。
また、お酒を飲む必要はありませんが、乾杯のときには
グラスに軽く口をつける程度はマナーとして行いましょう。
乾杯の後に、ウーロン茶やジュース類など、口にできる飲み物を。
これなら、お酒が飲めない人でも雰囲気を壊さず参加できます。
おわりに
いかがでしたか?
お酒の席は本来、会話を楽しみ、相手との距離を縮める場です。
他にもマナーはたくさんありますが、あまり身構えずに相手のことを思って行動すれば
自然と身につくものだと思います。
飲み会の鉄則は参加者全員が楽しむこと!
最低限のマナーを知って楽しい飲み会にしましょう!
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