食器 2020.2.04
カレー皿の選び方 形・素材・色
カレーやシチューなどはもちろん、
ワンプレート料理にも使える便利な食器「カレー皿」。
いつものおうちカレーもお皿を変えるだけでおしゃれに大変身!
今回は、カレーをより美味しく食べるためのお皿選びのポイントをご紹介します。
目次
1.形
カレー皿は21〜25cmの大きさで、ある程度深さのあるもの、
お皿のフチがしっかり盛り上がっているものを選ぶのが一般的です。
また、チキンカレーやスープカレーなどスープ系のカレーには深皿タイプ、
キーマカレーやドライカレーにはフラットタイプがおすすめです。
1-1.【ラウンド型】
カレー皿に1番多いのは円形のお皿。
カフェやレストランでもよく使われています。
パスタやサラダ皿としてはもちろん、メイン料理の盛り付けにもおすすめですよ。
1-2.【オーバル型】
ご飯とルーをバランスよく盛りつけられる形です。
お菓子やカットフルーツを並べてもおしゃれですよ。
1-3.【スクエア型】
料理をスタイリッシュに見せてくれるスクエア型のお皿。
カレーの他にもワンプレート料理やパスタなどあらゆる料理に活躍してくれます。
1-4.【ボウル型】
スープ系のカレーにおすすめなのが深さのあるボウル型。
シチューやサラダ、丼など多用途に使える万能カレー皿です。
2.素材
2-1.【磁器製】
和洋問わず様々な食材や料理と合わせやすい「磁器製」。
レストランやカフェなどでもよく使われています。
表面がツルツルしているので、洗うときも簡単に汚れを落とすことができます。
2-2.【陶器製】
表面のざらつきや、でこぼことした手触りが魅力的な「陶器製」。
陶器に比べると保温性が高くカレーが冷めにくいので、 アツアツのカレーを食べたいという方にはピッタリです。
目の粗いものは、カレーをすくう時にスプーンが引っかかって食べにくい場合がありますので
購入前に目の粗さをチェックしてみてください。
2-3.【木製】
落としても割れない軽くて丈夫な「木製」。
ステンレスのスプーンが食器にあたっても、カチャカチャという嫌な音がしません。
また、表面にコーティングがしてあるものがほとんどなのでお手入れも簡単です。
2-4.【ステンレス製】
本格的な雰囲気を味わいたい方におすすめな「ステンレス製」。
汚れが落ちやすく、色残りもしにくいのでカレーを入れるのにぴったりです。
ただし、熱伝導率が高いのでアツアツのカレーを入れると器が熱くなりやすく、冷めるのも早いという欠点も。
2-5.【プラスチック製】
いろんなカラーが楽しめる「プラスチック製」。
軽くて割れにくいプラスチック製の食器は、お子さんがいるご家庭では重宝するアイテムです。
しかし、色移りしやすいのでカレー皿として使用するのはできれば避けたほうがいいでしょう。
3.色
『料理は「目」で食べる』と言われるように、味覚は視覚に大きく左右されます。
見た目も味の一つと考えて、お皿の色にも気を配ってみましょう。
3-1.【白系】
カレー皿の定番ともいえる白系のお皿は、ルーの色合いを引き立ててくれます。
同じ白いお皿でも、陶器は素朴な風合いで温かみがあり、磁器はなめらかで美しい白さがあります。
3-2.【黒系】
黒系のお皿は、スタイリッシュな雰囲気を演出してくれます。
黒いお皿を使えば、オクラやパプリカなど色鮮やかなトッピングがより映えます。
3-3.【暖色系】
一般的に食べ物が美味しそうに見える色は、赤やオレンジをはじめとする暖色系の色です。
暖色系の色は空腹中枢を刺激して、食欲を増進させる効果があると言われています。
3-4.【寒色系】
気持ちを落ち着かせ、食欲を抑える効果がある色は、青や紫などの寒色系の色です。
一般的に食欲を減退させる色と言われていますが、ワンポイントで青色が使われているものや、
ホワイトカレーを載せる場合などはおすすめです。
また、同じ青でも鮮やかで明るい青色(ターコイズブルーなど)のお皿に盛り付けるとおいしく見えますよ。
4.おわりに
いかがでしたか?
好みやデザインで選ぶことも大事ですが、料理との相性もとても大切ですね。
たまには形や素材を変えて、おうちカレーを楽しんでみてください。
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