日常的にも出番が多い『洋食器』。

洋食器も和食器同様、様々なデザインや種類があり、
何をどの用途に使えばよいのかわかりにくいですよね。

今回は【カップ・ボウル】の名称や基本的な用途をご紹介します。

 

1.カップ

 

1-1.マグ

取っ手の付いた大きな器。
大きめのマグは、アメリカンコーヒーやホットミルク、具だくさんのスープなど、たっぷり召し上がるときにおすすめです。
尚、「マグカップ」という呼び名は和製英語で、英語では「マグ (mug)」と言います。

 

1-2.カフェオレカップ

取っ手の付いたカフェオレ用の器。
「ブレックファーストカップ」「モーニングカップ」とも呼ばれます。
カフェオレはもちろん、シリアルやスープなど、どんなシーンでも役立つたっぷりサイズが魅力です。

 

1-3.スープカップ

取っ手の付いたスープを飲むための器。
飲み口が広がっているので、熱々のスープを冷ましながら飲めるのがポイント。
ヨーグルトやフルーツ、手持ちサラダボール、お鍋や煮物の取り鉢にも使える便利なカップです。

 

2.ボウル

2-1.サラダボウル

サラダを盛り付ける器。
一般的に、直径15cm前後で深さのある器を「サラダボウル」と呼びます。
電子レンジにも対応した耐熱性の高いものなら、ラーメンやうどん、丼などの温かい料理にも使えます。

 

2-2.シリアルボウル

シリアル用の器。
直径が15cm前後、深さ4cmくらいが使い勝手がよくおすすめです。
シリアルやサラダ、スープなど様々な用途に使えます。

 

2-3.カフェオレボウル

カフェオレ用の器。
お椀のような形をした持ち手のない器のことを指します。
フランスでは「Bol(ボル)」または「Petit dejeuner bol(朝食を食べるボル)」と呼ばれ、
カフェオレ以外にもコーンフレークを入れて食べたり、スープをパンに浸して食べるなど、幅広い用途に使われています。
ごはんや味噌汁、お茶漬けなどの和食にもぴったりですよ。

 

2-4.スフレカップ

スフレなどのオーブン料理に適した器。
プリンやブリュレ、ガトーショコラなどのお菓子作りにぴったりです。
料理以外にも、薬味入れや離乳食用食器としてもおすすめです。

※オーブンや電子レンジなどに対応しているかは商品によって異なりますので、購入の際は必ず確認してください。

 

3.おわりに

 

いかがでしたか？
それぞれ用途別に名前がつけられてはいますが、カフェオレボウルをご飯茶碗に使ったり、
マグカップで茶碗蒸しを作ってみたりと「洋食には洋食器、和食には和食器」と決め付けずに
自由な発想で使ってみてください。

同じ料理でも食器が違うだけで雰囲気が変わりますよ。

次回は【カップ＆ソーサー・ティー＆コーヒー用品】の名称や基本的な用途をご紹介します。