その他 2017.12.04
【ウイスキーのことを知りたい1】ウイスキーブームの火付け役
【ウイスキー】知ってるようで知らないお酒。
そんなウイスキーに関する情報を3回に分けて紹介しようと思います。
まず1回目は、
ここ近年、スーパーのアルコール売り場、飲食店のメニューに「ハイボール」を目にします。
なぜ、焼酎ブームから、昨今のウイスキーブームになったのか
ウィスキーの歴史に触れながら紹介しようと思います。
1.ウイスキーの歴史
スコットランドの古民族ケルトの地酒に起源をもち、蒸留技術が磨かれ12~13世紀に原型が生まれた。
19世紀の半ばまで知られなかったウイスキー。実は20世紀のお酒なのである。
1854年、2度目の黒船来航の時、日本に初めてウイスキーが登場した。
徳川将軍に贈った土産のひとつがウイスキーだった。
2.世界の5大ウイスキー
・カナダのカナディアンクラブ
・アメリカのジムビーム
・スコットランドのシーバリーガル12年
・アイルランドのジェムソン
と並んで【日本の山崎】が世界5大ウイスキーのひとつとなっている。
1918年に竹鶴政孝がスコットランドへ留学しウイスキーの製造法を学んだ。
ジャパニーズ・ウイスキーが世界5大ウイスキーのひとつになった理由は
竹鶴政孝が留学し学んだ時期が好タイミングだった。
この時期はウイスキーの製造法が完成の域に達していた頃だった為、
日本へ完成品を持ってこれた事が短期間で世界的評価を得ることができた。
3.日本のウイスキー離れと再ブーム到来
日本では80年代にウイスキーブームがあった。
ブームがピークに達した後、ウイスキ-離れが進んだ。
この低迷時期を脱したのが、21世紀になってから。
ワインブーム、焼酎ブームを経て、現在のウイスキーブームを推進したのはハイボールの定着。
サントリーが「若者のウイスキー離れ」を脱却しようと仕掛けたのが【ハイボール復活プロジェクト】
また、NHKの朝ドラ「マッサン」の影響でウイスキーを飲まない人も日本のウイスキーの優秀さを認識した。
この2つが火付け役となり現在のウイスキーブームを巻き起こしたといえる。
4.まとめ
ブームの裏側には企業の努力、テレビの影響が隠されていたのですね。
しかし、ここ近年の再ブームの反動で原酒不足に陥ってしまい
特定年の原酒を瓶詰めできないのが現状。
ところで、原酒って?そもそもウイスキーって何?という疑問が。
次回は、【ウイスキーの分類とできるまで】について紹介します。
【ウイスキーのことを知りたい1】ウイスキーブームの火付け役
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