その他 2020.4.10
免疫力で感染症に負けない体づくりを!
昨今 世の中を騒がせている新型コロナウイルスは“どうしたら感染せずにいられるのか?”、
考えて居られる方も多いと思います。
よく”免疫力をあげる”とは言われるものの具体的な予防について考えてみました。
目次
1 日常生活で心がけること
1-1. こまめな手洗い
帰宅時や調理の前後、食事の前には石けんで手を洗いましょう。
1-2. 規則正しい生活
日頃からのバランスのよい食事と十分な休息は、免疫力をアップさせます。
人ごみの多い場所を避ける
大勢の人が行きかう場所は、感染リスクが高くなるので控えましょう。
1-3. 適度な湿度を保つ
空気が乾燥していると、のどの防御機能が低下します。
加湿器などを使用して、50~60%の湿度に保ちましょう。
1-4. ストレスを解消する
ぬるめのお湯につかってリラックスし、夜更かしをしないで十分な睡眠をとりましょう。
などが挙げられます。こまめな手洗いうがいは、とても効果的だと言われてはいますが
更にどんな事をやれば免疫力を高められるのか、
免疫力を下げないようにするにはどうしたらいいのか?をまとめてみました。
◎免疫とは、体が感染症などに対して抵抗力を獲得する現象のこと。
この免疫の働きは、強弱の差はあるものの、誰もが持っている生体の防御システムです。
ストレス過多や体の冷えなどで免疫力が低くなってしまいがちなのです。
2 免疫力を高めるためには
2-1. 腸を元気にする
腸の中には善玉菌と悪玉菌、そのつどどちらか強いほうに付く日和見菌の3つに分けられ、
善玉菌が多いと免疫力が高まります。脂肪の多い食事、ストレス、睡眠不足、
冷えなどで腸が元気をなくしてしまうと、悪玉菌が増えすぎて免疫力が低下します。
善玉菌を増やすには食物繊維を積極的にとることです。
特にヌルヌル食品、オクラやモロヘイヤ、海藻、こんにゃくなど水溶性食物繊維や
ゴボウ、かぼちゃ、レンコンなどの根菜類で善玉菌を増やし、便秘を解消することで免疫力を高めます。
また、ヨーグルトや乳酸菌飲料、発酵食品など抗酸化物質を多く含む食品を食べることで
免疫力を高めることができます。
2-2. 体を冷やさない
体が冷えると、肩こり、腰痛、下痢、便秘、生理不順、貧血などのさまざまな不快症状が現れます。
体の冷えは自律神経を乱し、免疫力が低下します。冬はもちろんのこと、
夏でも冷房などで体が冷えないように襟巻きや靴下、腹巻などを利用して冷え対策をしましよう。
2-3. ストレスを溜めない
免疫力を高めるためにも1日7~8時間は眠ること。皆さんも経験があるかと思いますが、
睡眠不足が続いていたり、よい眠りができていなかったりすると風邪をひいたり、
体調を崩したりします。
十分な睡眠をとっていると免疫力が上がり、病気になりにくくします。
そして、良い睡眠をとるためには入浴はかかせません。
1日の疲れをリセットする入浴はシャワーだけで済まさず湯舟につかり、リラックスしましょう。
外出自粛で嫌な気分になってしまいがちですが、こまめに手洗いをして十分な栄養と休養をとり、
適度に体を動かすことでストレス発散することが必要かもしれませんね。
3 終わりに
新型コロナウイルス感染症の症状は?
新型コロナウイルス感染症は、発熱やのどの痛み、咳が1週間前後長引く、だるいなどの倦怠感の発症が多く、
「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている」
「強いだるさや息苦しさがある」ことが特徴です。
その様なときは、我慢せず各都道府県か市町村が設置している電話相談窓口へ相談しましょう。
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