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その他 2020.5.23

世界の主食について知ろう!《 欧州・中東・アフリカ編 》

遠藤

主食といえば何を思い浮かべますか?

日本は主食としてお米を食べていますが、世界にはいろいろな主食があります。
今回は《欧州・中東・アフリカの主食》をご紹介します。

 

1-1.【フランス】

フランス人にとっての主食はパン。

中でも定番は“バゲット (フランスパンの一種)”。

バゲットとはフランス語で「棒」や「杖」という意味で、
長さが70〜80cm、重さが300〜400gの細長いフランスパンのことを指します。

いろいろな種類があるパンの中でもバゲットは、
フランス国内で購入されるパン全体の約80%をしめるほどよく食べられています。

 

1-2.【イギリス】

イギリスの主食と言えばジャガイモ。

チップス、ロースト、マッシュなど調理方法も多彩で、
スーパーに行けばそれぞれの調理法に合うジャガイモを買うことができます。

 

1-3.【フィンランド】

出典元:家ワイン

フィンランドの主食は、パン、ジャガイモ、米、パスタ。

基本のパンは“ルイスレイパ”と呼ばれるライ麦100%のパンで、
生地を発酵させて作るため、酸味があるのが特徴。

また、お米は“お粥 (プーロ)”として朝食に食べることが多いです。

 

1-4.【イタリア】

ピザやパスタの印象が強いイタリアですが、主食はパンです。
イタリアのパンは塩分が少なく、オリーブオイルや料理のソースをつけて食べます。

 

1-5.【スペイン】

スペインの主食はパン。

固くなったパンを細かくちぎって炒飯のように炒める「ミガス」という料理があります。
これは、余って固くなってしまったパンのリメイクにピッタリな料理です。

ちなみに、スペインの代表的な米料理といえば「パエリア」を思い浮かべる方も多いと思いますが、
本場スペインでは、スープやサラダと同じように前菜的な扱いとなります。

お米はパエリアに不可欠な野菜といった感覚で、パエリアを主食のパンにのせて食べるのは
スペイン人の感覚からすると普通のことなのです。

 

1-6.【オランダ】

オランダ人画家ゴッホの作品「馬鈴薯を食べる人々」にもあるように、
オランダの主食といえばジャガイモ。

オランダの家庭では、メイン料理として「フリット (フライドポテト)」がよく登場します。

 

1-7.【ギリシャ】

ギリシャの主食はパンです。

パンと言っても、食事内容によってパンの種類が変わり、一般的な食事に用いるパン
「ホリアティコ・プソミ」や、肉や野菜をはさんで食べる平たいパン「ピタ」、
ゴマをまぶしたドーナツ型のパン「クルーリ」などたくさんの種類があります。

また「クリサラキ」という米の形をしたパスタも主食の1つで、
サラダやスープに入れたりして食べられています。

 

1-8.【ロシア】

ロシアの主食はパン。
中でも黒パンと言われるライ麦で作られるパンが一般的。

また、穀物を水やスープ、牛乳などで煮込んだお粥「カーシャ」も主食として食べます。
ロシアでは代表的な家庭料理で、特にそばの実のカーシャが有名です。

他にもセモリナ粉やオート麦、お米などいろいろな穀物で作ることができます。

 

1-9.【トルコ】

出典元:パンの図鑑

トルコの主食はパン。

ドーナツ型のゴマパン「シミット」や、中に具材が詰められた惣菜パン「ポアチャ」などが有名。

2000年には「国民1人あたりのパン消費量が最も多い国」として、ギネス記録を達成しました。

 

1-10.【中部アフリカ】

出典元:アスレシピ

イモ類から作る「フフ」が伝統的な主食です。

「フフ」とはヤムイモやキャッサバ、プランテーン(調理用バナナ)を茹でて臼と杵でついたもの。

日本の餅つきと同じ手法で作るので、食感もお餅のようにモチモチとしています。

 

1-11.【北アフリカ】

北アフリカでは「クスクス」が主食として食べられています。
“世界最小のパスタ”とも言われる「クスクス」は、プチッとした独特な食感が特徴的。

スープやシチューなどソース状のものと混ぜながら食べるのが一般的です。

 

1-12.【南アフリカ】

出典元:ippin (イッピン)

南アフリカの主食として愛されているのはトウモロコシの粉で作る「パップ」。
メイズと呼ばれるトウモロコシを乾燥、粉末にしたものをお湯で練り上げて作ります。

また、南アフリカは多様性(民族・文化・人種)に溢れる「虹の国」としても知られており、
さまざまな民族が暮らしていることから主食もそれぞれ異なります。

「パップ」は主に黒人系の主食として親しまれています。

 

1-13.【東アフリカ】

主食はトウモロコシの粉をお湯で練った「ウガリ」。

東アフリカの「ウガリ」と、南アフリカの「パップ」。
国によって呼び名は違いますが、どちらも基本的に同じものです。

野菜やお肉、カレーやシチューのつけ合わせとして食べられています。

 

1-14.【西アフリカ】

西アフリカで広く食べられる主食は「ト」と呼ばれる“練粥 (ねりがゆ)”。
主食にしてソウルフードである「ト」はソルガムやミレットなどの雑穀を挽いた粉からつくられます。

また、日本同様お米を主食としている国や地域があり、
「チェブ・ジェン」や「マフェ」、「チュー」などの米料理が食されています。

 

・チェブ・ジェン:セネガルで最もポピュラーな料理のひとつ。

現地語でチェブは“炊き込みご飯”、ジェンは“魚”という意味で、
その名の通り、野菜や魚の煮汁で炊いたご飯の上に魚と野菜を乗せて食べます。

 

・マフェ:トマトとピーナッツバターを使った煮込み料理。見た目はカレーに似ていて、ご飯にかけて食べます。

 

・チュー:肉や野菜をトマトソースで煮込んだ、セネガル版ハヤシライス。

 

2.おわりに

 

いかがでしたか?

 

世界中で作られている『お米』。

アジアでは主食として食べられているお米ですが、ヨーロッパでは料理の素材のひとつとして扱い、
お米を具材と一緒に丸めて揚げる“ライスコロッケ”や、色とりどりの野菜と混ぜ合わせた“ライスサラダ”、
お米を砂糖と牛乳で煮込んだ“ライスプディング”など、独自の料理法を生み出しています。

 

日本とヨーロッパのお米に対する考え方の違いが料理に表れていて、同じお米でも食べ方が様々あるのは興味深いですね!

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