厨房用品 2021.6.11
お家の包丁トマトの切れ味どうでしょう
包丁といえば三徳包丁や果物ナイフ、パン切ナイフや魚をさばくときに使う出刃包丁など
いろんな種類の包丁がありますが、一般的なご家庭では何丁あるのか気になりませんか?
ベルメゾンが主催している「生活スタイル研究所」にて2016年2月17日~3月3日にかけて
ネットを利用したアンケート実施結果から20代~60代にかけて年代別に集計していて、
年代が上がるに連れて所有本数が増える傾向にあります。 その内訳は、下記のとおりです。
20代 2.9本
30代 3.6本
40代 4本
50代 4.6本
60代 5.1本
全体の平均数としては3本が最も多くて約25%、次が4本の20%です。
今回は、包丁の種類とお手入れの仕方をご紹介させていただきます。
目次
1.包丁の種類と特徴と名称
1-1 各部の名称
1-2 和包丁
「出刃包丁」や「刺身包丁」などが和包丁に当たります。
今では主に和食の調理で使用される頻度が高くなっています。
①出刃包丁…魚を三枚にさばく包丁
②菜切包丁…野菜を切る包丁
③薄刃包丁…関東型の野菜包丁
④小出刃包丁…小さい魚をさばく包丁
⑤刺身包丁…ブロック刺身を引く包丁
⑥その他…骨切包丁、フグ引包丁、タコ引包丁、鎌薄刃包丁など
1-3 洋包丁
「出刃包丁」や「刺身包丁」などが和包丁に当たります。
今では主に和食の調理で使用される頻度が高くなっています。
①牛刀包丁…洋包丁の万能タイプ
②三徳包丁…万能タイプ
③菜切包丁…野菜を切る
④骨スキ角…骨の肉を切る(東型)
⑤骨スキ丸…骨の肉を切る(西型)
⑥洋出刃…刃が丈夫で厚い
⑦筋 引…筋を切る
⑧ペティナイフ…小細工に便利
2.普段のお手入れの方法と研ぐ目安
一番大切な事は錆びさせない事です。
普段のお手入れとしてはまず、刃も柄も中性洗剤で綺麗に洗い 乾いた布で水気をしっかりとる事が大切です。
研ぐ目安としては皮の薄い野菜、トマトやナスに、すっと刃が入らなくなったときや
欠けてしまったときには研ぐように決めておくとよいでしょうね。
3.道具の種類
3-1 簡単研ぎ器 (ロールシャープナー)
包丁をスライドさせて研ぐタイプです。コンパクトで場所を取らず、切れ味が悪いと感じたらサッと使えるメリットがありますが、
実際に刃が当たるのは、この溝にはまる、ほんの数ミリの部分だけなので使い始めたばかりの包丁であれば刃が鋭角だから研げますが、
使っていくうちに磨耗して刃が丸くなってくると、この溝の奥まで刃が届かず、研げなくなってくるという欠点があります。
3-2 簡易シャープナー
簡易研ぎ器よりも切れ味の持続性が高く、角砥石よりも手軽に使えるタイプです。
こちらもコンパクトで収納場所を選ばず、気になったときにサッと使うことができます。
使い方として刃とシャープナーの角度を一定に保つのが難点になります。しっかり握れて、十分な長さがあるものを選んだ方がいいです。
3-3 角砥石
種類は、荒砥石と中砥石、仕上げ砥石があります。
片刃と両刃のどちらでも対応できて切れ味も鋭く、その持続性も抜群に仕上げられます。
3-4 電動研ぎ器
簡易研ぎ器の電動タイプで最もスピーディーに研ぐ事が出来ます。
まとめ
研ぐ道具は、それぞれにメリット、デメリットがあります。
簡単研ぎ器や簡単シャープナーは、手軽にお手入れしやすいのですが切れ味が持続しません。
しかし、重くて準備が億劫になってしまいがちな砥石は、断トツに切れ味が保てます。
お手入れの目安に気づいたときに砥石でためしてみてはいかがでしょうか。
砥石での研ぎ方については、次回ご紹介いたします。
参考文献
https://www.jikko.jp/professional/type.html
https://hokuohkurashi.com/note/190803
https://www.ichimonji.co.jp/care/care01.php
https://www.ichimonji.co.jp/user_data/packages/default/img/page/care/index/pic16.jpg
https://kajidojo.com/wp/images/hocho_03.jpg
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