厨房用品 2021.10.16
鍋を長く使うためのお手入れとおすすめの鍋5選を紹介!
一度買った調理器具は長く使いたいですよね。
価格が高い商品を買えば、長く使えるというわけではないです。
しっかりお手入れをしてあげると、調理器具に命が吹き込まれ、長く使うことができます。
今回は鍋に注目して、みなさんが今お使いの鍋の材質から、
長く使うお手入れ方法とおすすめの鍋を3選紹介していきたいと思います。
目次
1.土鍋はデリケート
保温性に適しているため、弱火で長時間煮詰める料理がおすすめのお鍋ですね。
まず土鍋を使い始める前のお手入れとして「目止め」というやり方があります。
下記にやり方を簡単に明記しましたのでご参照ください。
取れない汚れなど金属製たわしでゴシゴシとこすっていませんか?
土鍋はどっしりとした風貌でとっても繊細なのです。
金属製たわしでゴシゴシと強くこすると鍋底が傷ついたり、焦げやすくなったり、
ひび割れの原因になってしまうおそれがありますので、注意が必要です。
ではどのようなやり方がいいのでしょうか。
1-1.土鍋の基本的な洗い方
土鍋が冷めてから洗剤をやわらかいスポンジにつけて、軽く撫でるように優しく
洗いましょう。しかし土鍋は水分が吸収しやすいため、手短に洗うことをおすすめします。
1-2.内側の汚れに気になる時はコチラ
普通に洗っても落ちない汚れありますよね。そんな時におすすめな洗い方をご紹介します。
①土鍋の中に40℃程度のお湯を張ります。
②洗剤をお湯の中に溶かし、固まらないように2,3回かき混ぜてください。
③そのまま1時間程度つけておきます。
④つけ終わったら、スポンジで軽く撫で洗いしてよくすすいでください。
このお手入れ方法で一度試してみてください。
1-3.土鍋の保管方法
最後にすすぎ終わりましたら、水気をしっかりと拭き取ってください。
水分が残るとその部分にカビが生えてしまうことがありますので、拭いた後もしっかりと乾かして
湿気の少ない場所に保管するようにしてください。
段々冬に近づき、おでんなどじっくり煮込む料理が定番になってきます。
これを気に「土鍋」を使い、温もりとともに美味しい料理を味わってみませんか?
1-4.おすすめの土鍋をご紹介
弊店で販売しております。2-3人用以外にも4-5人用などご家庭の人数に合わせて
選ぶこともできます。モダンで懐かしいような暖かいデザインで人気商品となっております。
じっくりと煮込んで冬の料理をご家庭でご堪能ください。
2.耐熱ガラス製は丁寧な扱いが基本!
容器が透明なので、料理をしながら中が見えます。
食べもののカスやにおいがつきにくく洗いやすいです。
耐熱ガラスのメリットはなんといっても、電子レンジやオーブン、直火が利用可能なものが多く、
使い勝手が豊富なところにあります。
しかしデメリットで言えば、ガラス製品ですので、衝撃にはとても弱く丁寧な扱いが必要になります。
基本的に洗い方は土鍋と一緒で洗剤をつけ、柔らかいスポンジで優しく洗うことをおすすめします。
では、耐熱ガラス鍋の扱い方の注意点と取れない汚れの簡単な落とし方を見てみましょう。
2-1.耐熱ガラス鍋の扱い方の注意点
料理を終えた鍋はまだ熱い状態ですので、冷たい水をかけてしまいますと、急な温度差でガラス部分が
割れてしまうことがあります。なのでぬるま湯をかけてゆっくり洗うことをおすすめします。
収納する際は、他の鍋やフライパンと重ねることはあまりおすすめしません。
積み重ねることによって、破損の原因になってしまうおそれがあるので片付ける際は注意しましょう。
2-2.汚れの簡単な落とし方
①汚れが十分に浸かる程度、ぬるま湯をいれます。
②少量の「 酢 」をいれて、30分ほど放置します。
③中火にして、沸騰したら重曹をだいたい大さじ1加えます。
④そしたら割り箸などで汚れを優しくこすります。
正しいやり方でキレイを保ち、長く使ってくださいね。
2-3.おすすめ耐熱ガラス鍋をご紹介!
VISIONS 中が見える 卓上鍋 24cm CP-8721 3.4l
先ほど説明した急な温度変化にもしっかりと対応できる鍋で、耐熱温度差は400℃となっています。
中の料理も見えるので蓋を開けずとも確認できます。
3.鉄鍋のお手入れは愛情
調理すると食材に鉄分が付着するため、鉄分を効率良く補給できる魅力を持つ鉄鍋。
しかしお手入れが大変なのがデメリットと言われています。
お手入れが面倒という方にはおすすめしませんが、鉄鍋はお手入れをすることにより、
長く愛用することができ、料理の味も使い続けることによってより美味しくなります。
今回はお手入れ方法を細かく見ていきましょう。
3-1.最初にすべきは「 油ならし 」
鉄鍋に油をなじませて、正面に油膜を作ることで錆を防ぐ大切なお手入れ方法です。
①鉄鍋に洗剤をつけて良く洗い、しっかり流水ですすいで水気を残さずに拭き取ります。
②油を全体に塗り、強火で加熱します。
③水蒸気がでなくなったら、火を止めて冷めるまで放置します。
④冷めたら余分な油を拭き取り、キッチンペーパー等でまた全体に油をなじませます。
⑤野菜のくずなどを少し炒めて、野菜くずを捨てます。
⑥洗剤を使わずにナイロン製のブラシなどを使い、洗い流します。
⑦また火をつけて水分を飛ばし、冷めるのを待ちます。
3-2.お手入れの際の注意点
「 油ならし 」と同様、まず大切なポイントはしっかり全体に油をなじませることです。
調理する際に油が少なすぎると焦げの原因になります。やや多めの油を使うことを心がけましょう。
油ならしの時に使用した洗剤は、日々のお手入れでは使いません。急激な温度変化にも弱いので、
冷水で洗うことは止めましょう。ぬるま湯で洗うことをおすすめします。
3-3.鉄鍋を長持ちさせるためには
使用頻度が高いほど、油が鍋に馴染んでいきます。おすすめする使用頻度は、週に3.4回ほど使ってあげると
いいでしょう。錆を防ぐための収納方法として、通気性のよい場所に保管するのが大切です。
長期間使わない時は、乾いた状態の鉄鍋を新聞紙で包み、湿気のない場所に保管してください。
3-4.おすすめの鉄鍋をご紹介
及源 南部鉄器 クックトップ 丸 深型 小 IH対応 CT-5
お手入れは愛情です。長持ちさせることだけでなく、物を大切にする気持ちも培っていけると思います。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。冬の季節、多く使われる鍋の正しいお手入れ方法で、
鍋を大切に長持ちさせて「一生モノ」にしてください。
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