その他 2020.1.20
作り置きや常備菜にぴったりな『保存容器』は?
忙しい毎日の為に、作り置きや常備菜を保存している方も多いのではないでしょうか。
食材の保存にも使える保存容器、みなさんはどんな基準で選んでいますか?
形や素材、サイズ、たくさんの種類がある中から
目的や用途、ライフスタイルに合った保存容器を見つけましょう。
1.保存容器の種類(素材)
材質によって使い方も異なってくる保存容器。
レンジが使えるか、密封できるかなどによって選ぶものも違ってきます。
・プラスチック製
比較的お手頃な価格のものが多く、サイズも豊富で使いやすいプラスチック製の保存容器。
電子レンジで使えるものが多いのも魅力で、重ねて収納できる利点も見逃せません。
パッキン付きの容器であれば、中身がこぼれる心配もなく、
プラスチックならではの軽量さが、お弁当や持ち運びにはぴったりです。
一般的なプラスチック容器の場合、透明度ではガラスにはかないませんが、
エンジニアリングプラスチック(強度や耐熱性に優れた高機能なプラスチック)を使用し
耐熱耐冷に優れた、透明度が高くガラスのような見た目の保存容器も。
蓋にバルブがあるものは蓋をしたままレンジが使用できるのも魅力。
プラスチックの使いやすさと、中身の見える透明度を求めている方にはおすすめです。
・ガラス製
プラスチック製より劣化が少ないので長く使えるガラス製。
ガラス製の良さは何と言っても透明で中身が見えること。
作り置き等を重ねて冷蔵庫で収納するのに最適で、食べ忘れも防げます。
また、色やニオイが付きにくく、耐熱性ガラスは煮沸消毒が出来る点も衛生的です。
耐熱ガラス製ならレンジ、オーブンどちらでも使用できるので
漬け込みや下ごしらえから調理したものをそのまま食卓に並べられ
洗い物が少なくて助かります。
・ホーロー
シンプルで清潔感のある見た目の「野田琺瑯」など、人気のホーロー製は
色やニオイが付きにくく、油汚れも落ちやすいという優れもの。
ガラス質の釉薬で表面がおおわれているホーローは、細菌が繁殖しにくく、
酸や塩に強いのも特徴で、熱伝導率がいいのでオーブンや直火が使えるのも魅力です。
容器の中が見えないので並べた時に統一感があり庫内をすっきりと整理したい方にお勧めです。
専用の蓋も、ホーロー製やシール蓋、密封性の高いもの等色々ありますので
ライフスタイルや用途に合わせて選べるのも嬉しいですね。
尚、ホーローは金属製ですので電子レンジは使用できませんのでご注意ください。
2.用途に合わせた形
・角型
深さのあるものは容量もあり作り置きなどにぴったり。
様々なものの保存に汎用性の高い形で、冷蔵庫内スペースを効率的に使えるのも魅力です。
・丸型
冷蔵庫に並べた場合、角型と違って隙間ができるので一見スペースの無駄に思えますが
その隙間があることにより平均的に冷えるので保存には適しています。
食器を連想するそのフォルムが食卓に馴染みやすく、そのまま食卓に並べられるのも魅力です。
丸型は角がないので洗いやすいというメリットもあり、
プラスチック容器に関しては、角型より劣化による歪みが少ないのも特徴です。
・浅型
浅いものは小さなものや薄いもの(大葉やハム、たらこ等)の保存や
漬け込みなどの下ごしらえの保存などに適しています。
角型のものなどはそのまま調理の際にバットのように使える利点も。
・深型
深さのある保存容器は、味噌など長期保存のものに向いています。
深さがある分空気に触れる面が小さく、酸化を防ぐことが期待できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今やたくさんの保存容器が売られていますが
お気に入りのメーカーで揃えたり、用途や機能性で吟味したり使い分けたり。
ぜひお気に入りの保存容器による快適な「保存」を豊かな食生活のお役に立ててくださいね。
このコラムが気に入ったらシェアしよう!