その他 2021.10.20
カタログギフト ~「お得な商品」を選ぶコツ~
結婚式の引き出物や内祝いで頂くことが多い「カタログギフト」。
“少しでもお得な商品を選びたい”と思ったことがある方もいるのではないでしょうか?
今回は、カタログギフトの「お得な商品」の選び方についてご紹介します。
実は、カタログギフトに掲載されている商品の“定価”はほぼ同じ。
カタログギフト業界には「カタログギフトの販売定価」と「掲載商品の定価」は
揃えるというルールがあり“定価”を上回る商品は基本的に掲載されません。
同じカタログの掲載商品であれば、高級食品でもブランド品でも“定価”は同じということです。
目次
1.「お得な商品」の選び方
“定価”が一律でも“原価”が同じだとは限りません。
できるだけお得な商品を選びたい場合は“原価”の高い商品を選んでみましょう。
普段値崩れにしくいものを基準に商品を選ぶことがポイントです。
おすすめ商品
1-1.【チケット系】
最も原価率の高い商品は、レストランのお食事券やホテルの宿泊券などのチケット系。
チケット系は自分が行ける範囲のもので選ぶことや、日程の調整などが必要とされますが
条件さえ合えばとてもお得な商品なので、思い出作りにぜひ選んでみてください。
1-2.【有名スイーツ】
デパ地下系の高級スイーツは、カタログギフトの中でも原価率の高い商品となっておりお得感があります。
このようなスイーツは割引されて販売されることも少なく、値崩れが起こりにくい商品です。
1-3.【ブランドアイテム・直営店販売の商品】
ブランドによって違いはありますが“値崩れしない商品”ということが前提となります。
しかし、企業側もブランドアイテムばかり注文されないような工夫をしており
ブランドでもあまり人気のない商品をカタログに載せていることも多いのです。
自分好みのものがあればとてもお得ですので、ぜひ交換してみて下さい。
1-4.【生鮮食品】
普段は手が出ないような高級肉や海産物なども多くあるため“非日常感”を味わえます。
ただし、注文する時は「グラム数」や「個数」に注意してください。
生鮮食品はクール便で運ぶ必要があり、その分配送料がかかるため
他の商品より内容量を少なくして値段を調整している可能性があります。
生鮮食品を選ぶなら、高額(1万円以上)のカタログギフトから選ぶのがおすすめです。
2.掲載写真の大きさをチェック!
カタログギフトをよく見ると掲載写真のサイズにバラつきがあります。
一概には言えませんが、大きく掲載されている商品は
「利益が高く、原価が低い商品」であり、なるべく選んでほしいものだったりします。
利益率の低い商品は、あまり選ばれないようにカタログの片隅に
小さく控えめに掲載されていることが多いので見逃さないようにしましょう。
ここまで“おすすめの商品”をご紹介してきましたが
中には原価が低く、損をしてしまうような商品もあります。
3.原価率の低い商品
3-1.【キッチン用品】
すべての商品ではありませんが、キッチン用品は基本的に原価の安い商品が多いです。
しかし、毎日使えるキッチン用品を選ぶ人は多く、中でも包丁は人気商品。
買い替えのタイミングと重なり、自分好みのデザインがあれば入手のチャンスですね。
3-2.【家電】
家電はシーズンごとに新しい機種が登場するものが多く
型落ちなどで大幅値下げがされやすい商品です。
型落ちの製品は多くの場合、ネットショップなどで安く購入することができ
カタログギフトで選ぶのはもったいない場合もあります。
お得な商品を選びたい場合は注意が必要です。
3-3.【ファッションアイテム】
時計や服などのファッションアイテムは、有名メーカーの製品でも
カタログギフトの価格帯に合わせて作られている場合もあります。
写真で見るより“安っぽい”など、実際に見てみると思っていたものと違った
ということも多いので、どうしても欲しいという場合以外は避けた方が良いでしょう。
3-4.【家具】
家具もファッションアイテム同様、写真と商品のギャップが大きいジャンルです。
大手販売店で購入すると保障も充実しており、同じような商品を安く手に入れることが
できるので、カタログギフトで家具を選ぶのはあまりおすすめできません。
4.おわりに
いかがでしたか?
選ぶ楽しさも堪能できる「カタログギフト」。
一番は“自分が欲しいと思った商品”と交換すること!
どんなにお得な商品でも、使わないものや欲しくないものと交換をしても意味がありません。
欲しい商品が全くないというときは、原価率などを考慮しながら選ぶと良いでしょう。
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