食器・厨房コラム

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その他 2023.6.21

コースターについて

奥山

最近では暑いと感じる日が増えてきて夏の到来を身近に感じます。火照った体を冷やす手段の一つとして冷たい飲み物をグラスに注いで飲む人は多いのではないでしょうか。そのグラスについた水滴でテーブルを濡らすのを防ぐために活躍するのがコースターです。

そんな便利な「コースター」について紹介していきます。

1.「コースター」が使用されるようになったのはいつ頃?

現代でよく利用されている紙コースターが日本で広まったのは戦後からです。

当時の進駐軍で使われていたものが実用的であると評価され、喫茶店やバーなどを中心に『コースター』は使用され始めたといわれています。今では素材も、紙、コルク、木、布など、金属製のものなどさまざまです。

2.「コースター」を使う理由。

コースターを使用する理由は、主に5つです。

2-1 滑り止め

水滴に濡れているコップやグラスは、滑りやすく倒れやすい為、コースターを敷くことで滑り止めの役割を果たし、コップやグラスが倒れることを防いでくれます。

2-2 水分を吸収

氷を使用した冷たい飲料を注いだ際に結露した水滴がテーブルを濡らすのを防いでくれます。

2-3 傷防止

コップやグラスはガラスでできているため、木製のテーブルを傷つけてしまう場合があります。コースターはクッションのような役割を果たし、衝撃や摩擦を防いでくれます。

2-4 シミを防ぐ

コップやグラスの水滴で濡れたテーブルを長く放置しておくと、テーブルにシミがついてしまいます。これを輪染みと言います。

輪染みはなかなか取れないため、気に入って購入したダイニングテーブルが台無しになってしまうことは避けたい、それを解決してくれるのがコースター。きれいなままの状態で長く使うために必要なのです。

2-5 飲み物の温度を変えないため

コースターは冷たい飲料に熱が加わる速度を低下させてくれます。飲料によっては温度で風合いが変わることもあるのでコースターを使用します。

3.実は日本は「コースター」と似た品を使っていた。

コースターが日本に入ってくる以前から、類似したものとして使われていたのが茶托です。
茶托とは湯呑茶碗用の受け皿で、コースターのように飲み物の下に敷いて使われます。
お茶を飲む習慣は平安時代から既にありましたが、茶托は江戸時代に中国からお茶を飲む道具として
輸入された杯と杯台の代わりに、茶碗と茶托が使われるようになったのが始まりと考えられています。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。コースターには大きな役割があり、活用してあげることで気に入って買った机などを長くきれいに保つことができます。また、コースターの役割の根本にあるのは「お客様に不快な思いをさせたくない」、「最後まで美味しく飲んで欲しい」といった様々なおもてなしの心が込められています。最近では様々な種類のコースターがあります、次回のコラムでは素材別のコースターとおすすめの商品を紹介していきたいと思います。

また見に来ていただけますと幸いです。

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