その他 2018.7.03
かき氷を食べた時のあの「キーン」の正体は?
暑くなって冷たいものが食べたくなるこの時期、最近はインスタ映えするような
趣向を凝らしたかき氷も増え、かき氷を食べる機会も多くなっているのではないでしょうか。
そのかき氷を食べた時、「キーン」というような頭痛を経験したことがある人も多いと思います。
あれって何?あの「キーン」は防げないの?
今回はそんな疑問についてまとめてみました。
1.頭痛の正体
冷たいものを食べた時に感じる「キーン」とした痛み、
あの痛みには「アイスクリーム頭痛」という名前がついています。
通称のように思えますが、ちゃんと医学的な正式名称なんです。
アイスクリーム頭痛が起きるメカニズムは以下の二つが有力とされています。
・口内が急激に冷えたことにより、脳がその「冷たさ」を「痛み」と勘違いして頭痛が起きる
・急激に冷えた口内を温めるため、体が一時的に血流量を増やして頭の血管が拡張し、
一時的に頭痛が起きる
これらのメカニズムにより、あの「キーン」としたアイスクリーム頭痛が引き起こされます。
2.頭痛を防ぐには
・ゆっくり食べる
急がずゆっくり食べることで急激に口内が冷えるのを防ぎ、頭痛が起きにくくなります。
・合間に口内を温める
温かいお茶などで時々口内を温めながら食べることも有効です。
天然水でできた氷は純度が高いため薄く削ることができ。空気を多く含んだ
ふわふわのかき氷ができるので一度に食べる量が少なくなるため、
頭痛が起きにくいともいわれています。
また、気温・湿度が高い所でかぎ氷を食べると、涼しいところで食べるよりも
アイスクリーム頭痛が起きやすといわれているので気を付けて下さいね。
3.頭痛が起きた時の対処法
・おでこに冷たいものをあてる
わりと短時間で治まるアイスクリーム頭痛ですが、とにかく早く頭痛から
解放されたい!という場合は冷たいペットボトルや保冷剤、
食べかけのかき氷の器などをおでこにあてることで痛みが軽減されます。
まとめ
多くの人が経験したことのあるアイスクリーム頭痛。
暑い日にはついつい冷たいものに手が伸びがちですが
あの「キーン」に楽しい時間を邪魔されないためにも
かき氷を食べる時は一気に食べずにゆっくり味わいながら涼を楽しみましょう。
このコラムが気に入ったらシェアしよう!