食器 2021.6.02
茶こし網の種類
急須に付いている「茶こし網」。
急須の中を覗いてみると様々な形状の網がありますよね。
今回は“代表的な茶こし網”をご紹介します。
1.【カップ網】
取り外しができるかご状の網茶こし。
使用する急須にピッタリなサイズを選びましょう。
お手入れしやすいのが一番のメリットです。
2.【ハンドカップ】
取っ手の付いた使い勝手の良い網茶こし。
手を汚さずに茶殻を捨てることができます。
3.【陶器製の網】
金属臭がないので、お茶本来の味と香りを楽しむことができます。
・胴穴 :胴体に直接穴を開けたタイプ。最大のメリットは水切れの良さ。
・ささめ :常滑の急須でよく見かける茶こし。 細かい茶葉でも目詰まりしにくい。
・共茶こし:急須本体と同じ土で作られた半球状の茶こし。
4.【ポコ網】
急須口の部分に取り付けられた半球型の茶こし網。
茶葉が張り付いて茶こしを覆ってしまわないように、網を膨らませて表面積を増やしています。
5.【平網】
急須の注ぎ口の部分に網が張られているタイプ。
細かい茶葉(深蒸し煎茶、粉茶など)に向いています。
6.【底網】
急須の底全体に網が張られているタイプ。
少量のお茶を淹れる場合、お湯が行き渡らず成分がしっかり出ないこともあります。
7.【帯網】
急須の内側を帯状の網がぐるりと一周張られているタイプ。
細かい茶葉でも目詰まりしにくい。
8.おわりに
いかがでしたか?
茶こしのタイプによってお茶の風味やお手入れ方法が変わります。
それぞれの特徴を知り、重視したいポイントや使用する茶葉に合った茶こしを選びましょう。
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