その他 2023.6.18
グラスで飲み物の味が変わる。家庭で使うグラスを選ぶときのポイント。
皆様、前回のコラムでは「グラスの種類」について記述させていただきました。今回は多種あるグラスの中で家庭ではどんなグラスを使えば良いのかをご紹介していきたいと思います。
1.どんなグラスを使えば良いのか。
正直な話どんなグラスでも飲み物は飲めます、例えばワイングラスでジュースを、タンブラーでワインを飲むことはできます。支障は全くありませんが、それぞれの飲み物に適した選び方をするだけでぐっと美味しさが増してくれるのです!
グラスには名称がありますがワイングラスはもちろんワインを飲むことを目的として作られたグラスですが名称にこだわる必要はございません。飲み物の特徴とシーンに合わせて選ぶことをオススメいたします。
例えば、「水やソフトドリンク」はごくごく飲みたいのであれば大きめのグラス、「炭酸系の飲み物」は縦に細長いグラス、「濃いめのお酒」は小さめのグラス、「香りを大切にするお酒」はワイングラス、といった形です。
前述を踏まえていただいた上で、グラスを選ぶ際のポイントを紹介させていただきます。
1-1.「大きさ」
グラスを選ぶ際には用途にあった大きさを選ぶことが大切です。
飲み物を多く飲みたいのか、少ない量で十分なのかそのグラスに入る量を考えながら選ぶことがオススメです。
1-2.「形」
グラスを選ぶ際に形はとても重要です。グラスの形によって飲み物の香りや味が変わるのです。
タンブラーグラスなどはお手入れも簡単で、デイリーユーズには欠かせないグラスなのでお水やジュース、お茶を飲無時にオススメです。
炭酸水・やソーダ、炭酸カクテルであれば気が抜けることを防ぐ効果がある縦に長いタイプのグラスがおすすめです。泡が浮き上がる様子も美しく見せてくれます。
シャンパングラスのフルート型というグラスは空気に触れる部分を減らすことで、炭酸の持ちをよくするために細長い形状になっていますのでシャンパングラスとは謳っておりますが、炭酸系のカクテルやソフトドリンクにもオススメです。
クラフト系の香り高いビールには口のすぼまったものがよりコクを感じる事ができ、背の高いくびれのあるグラスはのど越しや爽快感を引き立てます。
ワインやブランデーなど香りを楽しむ飲み物であれば底が広く呑み口がすぼんでいる形のグラスが入り口に香りがたまりやすいのでおすすめです。
また、チューリップ型ともいわれる少し縦長のフォルムが特徴のボルドーワイン用のグラスは、香りが立ちやすく、一方で渋みをまろやかに感じさせてくれ、金魚鉢ともいわれる大きめのボウルとすぼまった口が特徴のブルゴーニュ型は大きさや丸みによって香りを立てやすくしつつ、長く滞留させることで複雑なアロマを最後まで堪能することができたりとグラスの形によって味にも変化をもたらしてくれます。
1-3.色
グラスは様々な色の付いたグラスもあります。
グラス単体で見るのであれば美しいのですが、飲み物自体の色を楽しみたいカクテルなどは無色透明なグラスがオススメです。
また、食卓の統一感を出したい方はセット商品をオススメいたします。
グラスと同じデザインのプレートやボウルを揃えたり、同じグラスを複数個買うと食器棚に入れたときにも統一感があり美しく見えます。
また、グラスの2個セットなどはペアグラスと呼ばれ、形は一緒だが色や柄だけが異なるグラスがセットになっている製品などもあります。
2.まとめ
いかがでしたでしょうか。
グラスを選ぶときにはグラスのデザインだけで購入を決めるのではなく「何を飲むために買いたいのか」を一度考えてからご購入いただくのも良いのかもしれません。
今回は主にグラスの形に寄って飲み物の味が変わるというコラムを記述させていただきましたが、素材によって飲み物の味が変わるお話を次回コラムで行っていきたいと思います。 また見に来ていただけますと幸いです。
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