その他 2023.6.20
グラスの素材によって飲み物の味が変わる -チタン編
皆様、前回のコラムでは「グラスの素材によって飲み物の味が変わる-錫製品編-」を記述させていただきました。今回は実は錫の製品だけではなく、チタンのグラスも味が変わるということを知っていただければと思います。
目次
1.「チタン」とは
そもそも「チタン」ってなに、と思われる方もいらっしゃると思います。
チタンは金属に部類されます。
「軽い」「強い」「錆びない」がチタンの三大特徴です。代表的な3つの金属、銅・鉄・アルミニウムと比べてみると、それがはっきり分かります。
「軽さ」ですが、密度が少なければ、軽い金属だと言えます。チタンはアルミニウムの軽さには及ばないものの、鉄の3分の2程度。銅と比べると、半分くらいになります。
「強瀬」ですが、チタンは885℃を越えると、結晶が熱に強い構造に変わるため、非常に熱に対して強い金属であると言えます。熱してとける温度が銅・鉄・アルミニウムと比べて一番高いのです。
そして、「錆びない」は銅・鉄・アルミニウムと比べてチタンは海水にとても強いのです。海や川の中でも錆びにくく、理科の実験で使った、塩酸や硫酸などの“酸”にも強く、とけにくく、くずれにくい金属です。
他にも、チタンは電気や熱を通しにくいという特徴もあります。他の金属に多くみられる有毒性もなく、アレルギー反応を引き起こす原因にならないのも、大きな特徴であると言えます。
2.「チタン」にはどんな効果があるのか。
チタンは「味をまろやかにしてくれる」のです。
純チタンは、ステンレスやアルミなど他の金属カップのように金属イオンが流出して、金属臭による飲み物の味を変えてしまうことはありません。繊細に味の本質を感じ取っていただけます。それだけでなく、グラス内面に純チタンが施されていることにより活性酸素作用により雑味を分解し「味がよりまろやかになる」と言われています。
3.オススメの錫商品
3-1 PROGRESS「jewelryグラス」
人工衛星分野で得た宇宙開発技術と江戸時代から続く静岡職人の手仕事が、オーロラの神秘的な彩りを実現。
人にもっともやさしいチタンとナノテクノロジーが、雑味を分解し味をまろやかにする。
自分と向き合い、大切な人と対話する”心地よい時間”に最適な機能性と美しさを兼ね備えたジュエリーグラス。
すべては時間を大切に生きる人たちが、本気で自分らしく生きるために。
「最上級の素材」と「最高の職人技術」によって作られた Jewelry・Glass
宇宙開発技術を応用したチタン 加工は、静岡県にある自らの工房でかたくなにひとつひとつ丁 寧に作り上げています。
3-2 HORIE 新潟県燕産 「チタン2重タンブラー PREMIUM ゴールド 」
チタンを2重にすることにより、間にある空気が見えない壁となり、保温・保冷力を通常のグラスの約6倍にまで高めてくれます。熱いものは熱いまま、氷は約2時間解けずに残ります。 手にしたとき、熱かったり冷たかったりする危険も無く、また結露しないため、デスク周りも汚しません。
3-3 HORIE 新潟県燕産 「チタン2重タンブラー 涼 」
まだまだ暑い日々が続いていますが、こんな時こそ見た目も涼しげにな器で「涼」を取り入れてみませんか。こちらのチタンタンブラーは散りばめられた点模様がキラリと光りとても爽やかな印象。わずかな光の加減や角度によって、さまざまな表情がお愉しみいただけます。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
グラスの素材で味が変わる、「チタン」編。
活性酸素作用により雑味を分解し、まろやかにしてくれる「チタングラス」。
チタン人に優しく衛生面でも安心で、身体親和性が高く「人に最も優しく安心」な希少な純チタン。その安全性の高さでは他金属に比類がないとされております。経年変化もほとんどなく、においや汚れが付きにくく医療分野でも活用されるほど衛生面でもとても優れています。
おすすめしたPROGRESSのグラスはオーロラや虹と同じ壮大な光の自然現象を再現しており味を変えてくれるだけでなく、癒やしも与えてくれる商品となっております。ネットでも販売しておりますが実店舗でも販売しておりますので足を運んでぜひその美しさを直に見ていただけると幸いです。
次回のコラムですが、グラスの下に敷く「コースター」に関してコラムを記述していきたいと思います。 また見に来ていただけますと幸いです。
このコラムが気に入ったらシェアしよう!